Wednesday, January 23, 2019 9:16 AM

大坂、94年伊達以来4強 全豪、錦織は途中棄権

 テニスの全豪オープン第10日は23日、メルボルンで行われ、シングルス準々決勝の女子で四大大会2連勝に挑む第4シードの大坂なおみ(日清食品)が第6シードのエリナ・スビトリナ(ウクライナ)を6-4、6-1で下し、日本勢で1994年大会4強の伊達公子以来25年ぶりに準決勝に進出した。大会後にコンピューターによる現行の世界ランキングで男女を通じて日本勢初の3位以内となることも決まった。

 男子で第8シードの錦織圭(日清食品)は第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦し、1-6、1-4となった第2セット途中で右太ももの痛みのため棄権した。ジョコビッチには15連敗となり、日本勢で32年大会の佐藤次郎以来87年ぶりの4強入りを逃した。ジョコビッチは四大大会初の4強入りを果たしたリュカ・プイユ(フランス)と準決勝で戦う。

 大坂は全豪で日本勢初の決勝進出を懸け、24日の準決勝で第7シードのカロリナ・プリスコバ(チェコ)と顔を合わせる。Ka・プリスコバは四大大会通算23勝のセリーナ・ウィリアムズ(米国)に6-4、4-6、7-5で勝った。(共同)