Wednesday, January 23, 2019 9:16 AM

最悪主演候補にトランプ氏 ラズベリー賞、政権批判

 アカデミー賞に合わせ最もひどい映画などを決める米ゴールデン・ラズベリー賞(ラジー賞)の候補が22日までに発表され、トランプ政権発足の経緯などを追ったドキュメンタリー映画「華氏119」などに「主演」したトランプ大統領が、最悪主演男優賞候補に選ばれた。

 メラニア大統領夫人とコンウェー大統領顧問の2人も最悪助演女優賞にノミネートされており、トランプ政権に対する皮肉が込められているのは明らか。政権寄りのFOXテレビは「トランプ氏らを標的にした」と批判的に伝えた。

 ゴールデン・ラズベリー賞の発表・授賞式はアカデミー賞前日の2月23日に行われる。(共同)