Thursday, January 24, 2019 10:37 AM

「威嚇飛行」の画像公開 韓国、レーダー測定高度も

 韓国国防省は24日、韓国軍艦艇に海上自衛隊の哨戒機が低高度で接近する「威嚇飛行」をしたと主張している問題で、飛行する哨戒機を23日に撮影した画像などを公開した。韓国側主張に沿うレーダーが測定した哨戒機の高度や距離が記された画像も含まれる。国防省関係者は「機械はうそをつかない」と述べ、韓国の主張を裏付けると強調した。

 画像を見た岩屋毅防衛相は24日、防衛省で記者団に、威嚇飛行をしたとの韓国国防省の主張を重ねて否定。韓国側は自らの正当性を国内外の世論に広く訴える狙いとみられるが、対立がさらに深刻化する恐れがある。

 韓国は23日、哨戒機が艦艇から距離約540メートル、高度約60〜70メートルまで接近したと主張。一方、日本側は高度150メートル以上だったとしている。(共同)