Thursday, January 24, 2019 10:37 AM
22年度予算109兆円へ増 政府試算、赤字5.9兆円
政府の一般会計予算の歳出総額が2019年度の101兆4571億円から、22年度に109兆円へ増えるとの試算を財務省がまとめたことが24日、分かった。社会保障費の伸びが主因で、19年度に初めて乗せた100兆円台が固定化する。
歳入については税収が9兆円近く多い71兆4000億円と初めて70兆円を突破し、財政の健全度を示す基礎的財政収支は改善するものの、22年度も5兆9千億円の赤字が残ると想定した。
試算は、20年度以降に3.0%の高い名目成長率が続く前提。22年度の歳出のうち、年金や医療などにかかる社会保障費が37兆9000億円(19年度は34兆1000億円)を占める。また長期金利の上昇により、借金の元利払いに充てる国債費は27兆円(同23兆5000億円)に増えて財政を圧迫する。(共同)
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