Tuesday, January 29, 2019 9:40 AM

FB政治広告の透明性強化 欧州議会選にらみ干渉防ぐ

 交流サイト大手フェイスブックは28日、今年5月の欧州連合(EU)欧州議会選などをにらみ、掲載する広告を通じた選挙干渉を防ぐ措置を発表した。政治広告を出す際、誰が掲載費を支払っているかをサイト上に明示するなどの透明性強化が柱。欧州メディアが伝えた。

 EUの司法担当相に当たるヨウロバー欧州委員はこうした試みを評価しつつ、偽情報対策などで「一層の具体的行動」を期待すると強調した。

 ブリュッセルで同日記者会見したクレッグ副社長によると、フェイスブックは政治広告の掲載に当たり(1)同社側の承認を義務化(2)広告上に出資者を明記(3)外部アクセス可能な場所に広告を最長7年保存ーなどの措置を新たに採用。(共同)