Wednesday, January 30, 2019 9:40 AM

対ベネズエラ派兵検討? ボルトン氏メモで臆測

 トランプ政権がベネズエラの反米左翼マドゥロ政権に対する制裁を発表した際、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が手にしていたノートに「軍隊5千人を(隣国の)コロンビアへ」と書かれていたことから「米軍派遣を検討しているのか」といった臆測が広がった。

 シャナハン国防長官代行は29日の記者会見でメモについて問われ「ボルトン氏と議論したことはない」と述べたが、コロンビアへの派兵を明確に排除しなかった。ホワイトハウス報道官はロイター通信に「大統領の言う通り、全ての選択肢がテーブルにあるということだ」と語った。

 ボルトン氏は28日の記者会見の際、手書きの文字が見えるようにノートを抱えていたことから、ベネズエラに圧力をかけるための意図的な演出だとの見方も出ている。(共同)