Thursday, February 14, 2019 9:33 AM

東京五輪、開閉会式予算を増額へ 上限130億円に引き上げ

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が、開閉会式の予算の上限を、従来の約90億円から約40億円増となる130億円に引き上げる方針を固めたことが14日、分かった。計画の具体化に伴い、必要と見込まれる費用の概算を計算し直した結果、招致段階に設定された約90億円が現実的ではないと判断した。15日の理事会に諮る。

 増額分は、他の費用の節減やあらかじめ用意していた調整費からの充当などで対処するとみられ、大会予算の総額は既に決まっている1兆3500億円を超えないようにする。

 開閉会式の企画や演出は、総合統括を狂言師の野村萬斎さんが務め、検討が進められている。(共同)