Thursday, February 14, 2019 9:37 AM
米中協議、60日延長検討か 貿易摩擦解消へ詰めの交渉
米中両政府は14日、閣僚級による初日の貿易協議を北京で開いた。中国の構造改革や、合意内容が確実に履行されたかどうか確認する仕組みづくりが焦点で、摩擦激化の回避に向け詰めの交渉を行った。米メディアによると、トランプ政権は交渉期限を60日間延長することも検討しているもようだ。
米側は、中国に国家主導型の産業政策を是正するよう強く要求。これに対し、中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は14日付の社説で「経済上の主権と国家の安全という最低ラインを堅守し、根本利益を損なう譲歩は決して行わない」と主張、米国をけん制した。
ブルームバーグ通信は14日、トランプ大統領が3月1日まで90日間と設定している交渉期間を60日間延長することを検討していると報じた。今回の協議で合意に近づくことを前提に、期限については柔軟に対応する考えとみられる。(共同)
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