Tuesday, February 19, 2019 9:35 AM

小林陵、日本初2冠に挑戦 高梨は表彰台が目標

 ノルディックスキーの世界選手権は20日に開幕し、オーストリアのゼーフェルトとインスブルックで3月3日まで行われる。日本勢で最も活躍が期待されるのは、ワールドカップ(W杯)ジャンプ男子で個人総合首位を独走する22歳の小林陵侑(土屋ホーム)だ。

 今季のW杯22戦で表彰台は16度。抜群の強さと安定感を誇り、世界選手権前最後のW杯(17日)も制して11勝目を挙げた。日本人初のラージヒルとノーマルヒルの個人2冠も不可能ではない。

 ライバルとなるのは個人総合2位のカミル・ストッフ(ポーランド)や前回2冠で地元開催に燃えるシュテファン・クラフト(オーストリア)だろう。団体はポーランドとドイツが強い。日本は小林陵につなぐ3人が奮起すれば、ノルウェー、オーストリアなどとメダル争いができそうだ。(共同)