Tuesday, February 19, 2019 9:35 AM

大坂、日本初ローレウス賞 「スタッフ、家族に感謝」

 世界のスポーツ界で活躍した個人、団体に贈られる「ローレウス・スポーツ賞」が18日に発表され、テニスの女子シングルスで四大大会2連勝を成し遂げてアジア勢初の世界ランキング1位となった大坂なおみ(日清食品)が、躍進した選手が対象の「ブレークスルー賞」に輝いた。日本選手がローレウス賞に選ばれるのは初。

 21歳の大坂は主催者を通じ「これまで一緒にいてくれた私のコーチングスタッフ、家族に感謝したい」などとコメントした。故障などを乗り越えた選手に贈られる「カムバック賞」の候補だったフィギュアスケート男子で冬季五輪2連覇の羽生結弦(ANA)は選ばれなかった。ゴルフの男子で昨季、ツアーで5季ぶりの復活優勝を果たしたタイガー・ウッズ(米国)が受賞した。

 大賞は男子ではテニスの四大大会15度制覇のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、女子では昨年の世界体操選手権で4冠のシモーン・バイルス(米国)が選ばれた。(共同)