Wednesday, February 20, 2019 9:36 AM

カーニバル招待も日産負担 ゴーン被告、仏誌報道

 フランス誌レクスプレス電子版は20日、日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告と妻が昨年2月にブラジル・リオデジャネイロのカーニバルに知人ら16人を招待し、豪華接待の費用計23万ユーロ(約2900万円)を日産側が支払っていたと報じた。

 招待状は日産とフランス自動車大手ルノーとの企業連合のトップとしてのゴーン被告ではなく夫妻の名前で出されていたが、接待費用は企業連合の統括会社が負担。招待客の応対に、日産やルノーの社員も動員されていたという。

 カーニバルに招かれたのはゴーン被告が国籍を持つレバノンの銀行頭取や議員、米国の不動産開発業界の大物やヘッジファンドの経営者、イタリアの富豪ら。いずれも男女のカップルで8組が参加した。リオ在住の被告の姉も加わっていた。(共同)