Wednesday, February 20, 2019 9:37 AM

外相「対抗策の発動用意」 韓国徴用工、資産売却なら

 河野太郎外相は20日の衆院予算委員会で、韓国人元徴用工訴訟判決を巡り、原告側による新日鉄住金の資産売却の動きを念頭に「万が一の時には、さまざまな対抗策を発動する用意がある」と述べた。対抗策は、韓国製品の関税引き上げなどが取り沙汰されている。

 天皇陛下に慰安婦問題への謝罪を求めた韓国の文喜相国会議長について「両国関係の大切さを訴えてきた韓日議連の会長を務めた人物。極めて深刻だ」と強調した。

 安倍晋三首相は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡る24日の県民投票について、結果にかかわらず移設を進める考えを示した。「普天間飛行場の固定化は絶対避けなければならない。いきなり辺野古に基地を建設するのではないと理解いただきたい」と語った。(共同)