Wednesday, February 20, 2019 9:38 AM
大統領への捜査、議会了承 ロシア疑惑でFBI元高官証言
米連邦捜査局（FBI）のマケイブ前副長官は19日、トランプ大統領が国益に反してロシアと内通した疑惑を巡り捜査を始めた際、米議会の共和、民主両党の指導部に直ちに説明していたと米メディアに明らかにした。政権を支える共和党からも異論は出ず、捜査が超党派で了承されていたとの認識を示した。
マケイブ氏は最近、メディアの取材に連日応じ、トランプ氏を事実上解任する方策について司法省内で議論したことも証言。トランプ氏はツイッターに「マケイブ氏はクーデターを計画した」と批判する保守系メディア関係者のコメントを載せるなど不快感をあらわにしている。
トランプ氏への捜査は2017年5月、トランプ氏が当時のコミーFBI長官を解任した直後にマケイブ氏が指示した。NBCテレビなどのインタビューで、トランプ氏がロシアに利用されて安全保障上の脅威になっていた可能性を示す証拠があったと強調し、コミー氏解任の数カ月前から当局者の間で懸念が高まっていたと明かした。（共同）
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