Friday, February 22, 2019 9:25 AM

少年虐待告発映画で提訴 マイケルさん遺産管理団体

 2009年6月に50歳で死去した人気歌手マイケル・ジャクソンさんを巡り、少年への性的虐待を告発する新たなドキュメンタリー映画が製作され、大きな話題を呼んでいる。反発を強めるジャクソンさんの遺産管理財団は21日、来月に映画の放送を予定する有料テレビのHBOを相手取って訴えを起こした。

 ジャクソンさんは生前、少年への性的虐待事件で逮捕されたが、05年に無罪評決を勝ち取った。だが、その後も疑惑はくすぶっており、没後10年を記念するイベントを計画する遺産管理財団は神経をとがらせている。

 映画は「リービング・ネバーランド」(原題)。告発したのは以前に事件被害者とされた人物とは別の30代男性2人で、それぞれ少年時代に被害を受けたと主張。映画は先月、サンダンス映画祭で初上映された。(共同)