Monday, February 25, 2019 9:20 AM

民泊で国際交流を 地域活性化シンポ

 日本を訪れる外国人観光客の増加をにらみ、地域にある住宅を宿泊施設として提供する「民泊」と地域活性化をテーマとするシンポジウムが25日、東京都内で開かれた。パネル討論では、民泊を国際交流の機会とすればリピート客の増加につながるなどの意見が出た。

 岐阜県高山市の国島芳明市長は、民泊を活用した訪日客の受け入れについて「ホームステイの延長のような形にすれば住民との交流に役立つ」と説明。ほかの参加者からも「民泊は外国人が日本の友人をつくる機会になる」との声があった。

 日本総合研究所の高橋進氏は、民泊を過剰に規制している自治体もあると指摘。それぞれの地域で民泊にどのような役割を期待するのか議論する必要があると訴えた。(共同)