Thursday, February 28, 2019 8:52 AM

不正投票容疑で逮捕 ノースカロライナ州の共和党候補陣営

 ノースカロライナ州の捜査当局は27日、2016年の選挙などで不在者投票を利用した不正を指示した疑いで、18年の中間選挙で下院選に出馬した共和党候補ハリス氏の選対幹部マクレー・ダウレス容疑者を逮捕した。米メディアが伝えた。捜査当局は、中間選挙でも不正をした疑いがあるとみて調べている。

 中間選挙当日の開票ではハリス氏が僅差で民主党候補を上回ったが、第9選挙区で不正投票疑惑が浮上したため結果が未確定。州選挙管理委員会は21日、再選挙実施を決定した。ハリス氏は再選挙に出馬しない意向。

 ダウレス容疑者は、ハリス氏の選対幹部を務めた18年下院選に向けた共和党予備選挙や、16年の別の候補の選挙について、部下に指示して有権者の不在者投票用紙を集め、郵便投票させた疑いがある。(共同)