Thursday, February 28, 2019 8:55 AM

外国人宿泊8859万人 最多更新、11.2%増

 2018年に国内のホテルや旅館に泊まった外国人の延べ人数は前年比11.2%増の推計8859万人(速報値)で、過去最多を更新したことが28日、観光庁の宿泊統計で分かった。8000万人を超えるのは初めてだが、伸び率は前年の14.8%を下回った。三大都市圏を除く地方での宿泊者は11.3%増の3636万人だった。

 政府は東京五輪・パラリンピックがある来年に地方宿泊者の比率を50%にする目標を掲げているが、前年と同率の41.0%にとどまった。

 都道府県別の宿泊者数は、トップの東京が2177万人で、大阪1389万人、北海道818万人、京都571万人、沖縄525万人と続いた。(共同)