Thursday, February 28, 2019 8:57 AM
競争率1.30倍過去最低も 道府県議選告示まで1カ月
第19回統一地方選の41道府県議選と17政令市議選は、3月29日の告示まで1カ月を切った。投開票は4月7日。共同通信社の2月28日現在のまとめで、道府県議選には2952人、政令市議選には1265人が立候補を準備している。現時点での道府県議選の競争率は1.30倍で、過去最低を更新する可能性もある。
道府県議選の立候補予想者が低調なのは「自民1強」の下、野党が積極的な擁立を控え、事実上の不戦敗に追い込まれている状況が背景にありそうだ。2015年の前回同様、有権者が1票を投じることなく当選が決まる「無投票当選」が相次ぐとみられる。
道府県議選の競争率は前回の同時期で1.37倍、最終的に1.43倍だった。過去最低は1991年の1.41倍。立候補者数が、過去最少だった前回の3272人を下回る可能性がある。政令市議選の競争率も最低水準となっている。(共同)
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