Thursday, February 28, 2019 8:58 AM

正恩氏、米記者と異例質疑 即興で答え、苦笑も

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が28日、ベトナム・ハノイでの米朝首脳再会談の際に、米記者らが投げ掛ける質問に何度も即興で答える場面があった。外国メディアからの突然の質問に金氏が回答するのは極めて異例。

 質疑があったのは、公開された会談冒頭など。非核化への具体的措置を取る意思があるかとの英語での問いには、朝鮮語で通訳を介し「(トランプ大統領と)今その話をしている」とし、「(記者団は)とても気になっているようだ」と苦笑した。

 「ミスター・キム、(会談成功への)自信はありますか」との質問には「直感では良い結果が出せると信じている」と話した。ただ、合意文書の署名は実現せず、“直感”は外れた格好に。(共同)