Friday, March 01, 2019 9:33 AM

東日本や西日本で暖冬 天候まとめ、雪少なく

 気象庁は1日、この冬(2018年12月〜今年2月)の天候まとめを発表した。暖かい空気に覆われやすかった沖縄・奄美は冬としての平均気温が観測史上で最高を記録し、東日本や西日本も暖冬だった。降雪量は北日本の日本海側、東日本・西日本の日本海側でかなり少なくなり、特に西日本の日本海側の降雪量は平年比7%にとどまって観測史上で最少だった。

 気象庁によると、北日本(北海道、東北)には強い寒気が流れ込んだ時期もあったが、発達した低気圧や湿った空気の影響を受けにくかった。

 また、東日本(関東甲信、北陸、東海)と西日本(近畿、中国、四国、九州)は寒気の影響が弱かったため平均気温が上がり、日本海側では降雪量がかなり少なかった。平均気温は沖縄・奄美で平年より1.8度高く、西日本で1.3度、東日本で1.1度それぞれ高くなった。(共同)