Tuesday, March 05, 2019 9:35 AM

賞金8億7800万ドル受け取りへ 米、宝くじ当選者が申告

 全米規模の数字選択式宝くじ「メガミリオンズ」の運営当局は4日、昨年10月に出た賞金15億ドル(約1680億円)の大当たり(ジャックポット)の当選者が名乗り出たと発表した。賞金総額は30回の分割で毎年受け取ることになるが、当選者は即金を選択したため、総受取額は約8億7800万ドル(約980億円)となる。単独当選者への支払額としては米史上最高としている。

 当選者はサウスカロライナ州の住民で、匿名を希望。当選者は同州に6100万ドルの税金を納めることになる。

 当選者は宝くじ購入から180日以内に名乗り出る必要があるが、昨年10月下旬の購入日から4カ月以上誰も名乗らなかったため、一部では「警察から逃げているのか」「当選に驚いて亡くなったのかもしれない」などと臆測が流れていた。(共同)