Friday, March 08, 2019 9:35 AM
対IS戦「当分終わらず」 米中央軍司令官が証言
米軍で中東などの地域を統括するボーテル中央軍司令官は7日の下院軍事委員会で、過激派組織「イスラム国」(IS)のシリア支配地域が「1平方マイル(約2.6平方キロ)未満」まで減少したと強調する一方、制圧後も「ISとの戦いは当分終わらない」と証言した。
ボーテル氏は「(ISの戦闘員らは)遠隔地に移動し、復活の時期をうかがっている」と指摘し、支配地域を完全に制圧しても圧力をかけ続けなければ勢力復活の恐れがあると主張した。
米軍の支援を受けるクルド人主体の「シリア民主軍」(SDF)に拘束された多くのIS戦闘員や家族の扱いが重要だと表明。「適切に扱わなければ、将来の暴力的過激主義の種をまくことになる」と警鐘を鳴らした。(共同)
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