Monday, March 11, 2019 10:22 AM
小林陵、日本勢初総合優勝 W杯ジャンプ男子個人
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は10日、オスロで個人第23戦(ヒルサイズ=HS134メートル)が行われ、22歳の小林陵侑(土屋ホーム)が127メートル、126メートルの合計250.1点で5位に入り、日本勢初の個人総合優勝を確定させた。1979〜80年シーズンに発足したW杯ジャンプ男子の総合優勝は、これまで欧州勢が独占してきた。
小林陵のW杯得点は1665点。今季2勝で総合2位のカミル・ストッフ(ポーランド)は13位に終わり、1165点となった。ストッフが残り5試合(優勝で100点)に全勝してW杯得点で追い付いても、規定により、今季11勝の小林陵が勝利数で上回るためタイトル獲得が決まった。
ロベルト・ヨハンソン(ノルウェー)が262.0点で今季初勝利、通算2勝目を挙げた。佐藤幸椰は8位、小林潤志郎(ともに雪印メグミルク)は11位、葛西紀明(土屋ホーム)は28位。伊東大貴(雪印メグミルク)は45位で、30位までによる2回目に進めなかった。(共同)
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