Thursday, March 14, 2019 10:20 AM

時短理由に契約解除求めず セブン、店の営業継続容認

 人手不足から時短営業を始めた大阪府東大阪市のセブン-イレブン加盟店に対し、セブン本部側が「短縮営業を理由に違約金は求めない」と伝えていたことが14日、分かった。店側は「営業は続けてもらおうと考えている」と説明を受けたとしている。本部側は営業時間見直しに向けた実験の実施を明らかにしており、契約違反に当たらないと判断したとみられる。

 加盟店は「セブン-イレブン東大阪南上小阪店」で、オーナーの松本実敏さん(57)によると、11日午前にセブン本部の地区マネジャーが店を訪れて「24時間営業をやめただけで契約解除という流れはなくなった。当然違約金は考えていない」と口頭で伝えた。

 ただ、セブンの担当者は、これまで長時間駐車を巡り客と口論があったなどと指摘。「短縮営業以外の理由で、契約解除を検討する可能性はある」と話したという。(共同)