Wednesday, March 20, 2019 10:35 AM

米政権、下院の調査拒否 委員長「憲法無視」と批判

 米下院監視・政府改革委員会のカミングス委員長(民主党)は19日、ワシントン・ポスト紙電子版に寄稿し、トランプ政権のさまざまな疑惑を調査するためホワイトハウスに計12回にわたり文書などの提出を求めたが、いずれも拒否されていると明らかにした。

 カミングス氏は「憲法が定めた議会のチェック機能を無視している」とトランプ大統領を批判し、強制力のある召喚状を出すことを示唆した。

 CNNテレビは関係者の話として、ホワイトハウスは下院司法委員会が求めた文書も提出していないと報じた。トランプ氏は民主党主導の下院による政権への調査を「大統領へのハラスメント」と非難している。(共同)