Thursday, March 21, 2019 10:21 AM
FRB、年内利上げせず 景気判断引き下げ
米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は20日、2019年の利上げ回数をゼロと見込み、利上げをしない考えを示した。昨年12月時点に予想した2回から下方修正。米国の景気判断を引き下げ、金融危機後に大量のお金を市場に流すために買った米国債などの保有資産縮小も9月末に停止する。世界経済の減速を警戒し金融引き締め政策から様子見姿勢への転換を鮮明にした。
FRBは20日開いた金融政策を協議する連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利を年2.25〜2.5%に据え置くことを決めた。会合後に公表した声明で、景気の現状認識は「底堅く拡大」から「成長が鈍化」に下方修正した。1〜3月期の個人消費や設備投資の減速を理由に挙げた。今後の政策運営に関し「忍耐強く」経済情勢を見守る姿勢を示した。
19年の実質成長率の予想は2.1%とし、前回12月の2.3%から引き下げた。今後の政策金利については、20年に1回引き上げ、利上げを打ち止めにする見通しだ。(共同)
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