Monday, March 25, 2019 10:17 AM

骨髄バンク月1万人超登録 池江さん白血病公表で急増

 日本骨髄バンクへの2月のドナー登録者数が1万1662人となり、月間の登録者数としては初めて1万人を超えたことが25日、バンクへの取材で分かった。競泳女子の池江璃花子選手が2月に白血病と診断されたことを公表したのをきっかけに、重要な治療法の骨髄移植などへの関心が高まったためとみられる。

 バンクへの月間登録者数は通常2000〜4000人程度。2月の増加で、総登録者数も50万3883人と初めて50万人を上回った。

 ただ総登録者では40代が21万5982人を占め、最多。骨髄提供ができるのは55歳以下と決められており「高齢化」が進んでいる。バンクは2019年度、東京と神奈川の特に若者が多い献血ルームで登録を呼び掛ける方針だ。(共同)