Tuesday, March 26, 2019 10:12 AM

米司法長官の議会説明調整 ロシア疑惑、司法妨害焦点

 米上下両院の司法委員会は25日、ロシア疑惑の捜査結果についてバー司法長官が説明する会合を開く方向で司法省と調整を始めた。米メディアが伝えた。バー氏はトランプ大統領を司法妨害に問うには証拠不十分との見解を示したことが疑問視されており、焦点となる。モラー特別検察官がトランプ陣営とロシアの共謀を認定しなかった理由にも質問が集中しそうだ。

 上院のグラム司法委員長(共和党)は25日、バー氏に捜査報告書のできる限りの公開と、議会での説明を求めた。バー氏は喜んで議会で説明すると答えたが、報告書の開示範囲を決めた後になると語ったという。

 下院のナドラー司法委員長(民主党)も司法省と連絡を取り、会合の日程調整を始めた。(共同)