Tuesday, March 26, 2019 10:14 AM
IS戦闘員帰還へ「圧力」 米、支配地域奪還受け
米国務省のジェフリー・シリア担当特別代表は25日、記者会見し、米国などの有志連合がシリアとイラクで過激派組織「イスラム国」（IS）の支配地域を奪還したことを受け、拘束されたIS戦闘員らの帰還を受け入れるよう、出身国に「圧力をかける」と表明した。
ジェフリー氏は「戦いが終わったわけではなく、性質が変わるだけだ」と述べ、今後はISの復活を食い止めることが重要だと強調した。
欧州などから加わった戦闘員もいるが、欧州各国は帰還に慎重な姿勢を崩していない。ジェフリー氏は戦闘員を帰還させ、過激思想からの離脱を進めることが欠かせないとし、当事国が「努力をすれば可能なことだ」と理解を求めた。（共同）
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