Tuesday, March 26, 2019 10:15 AM
米高官らがイスラエル支持 トランプ氏再選へ肩入れ
トランプ大統領が、イスラエルがシリアから奪った占領地ゴラン高原のイスラエル主権を正式に承認した25日、ペンス副大統領ら米政権幹部も相次いでイスラエル支持を表明した。不安材料だったロシア疑惑を巡り有利な捜査結果が出たことで勢いを得た政権はユダヤ系有権者を動員し、2020年大統領選でのトランプ氏再選につなげたい考えとみられる。
ペンス氏は、イスラエルロビー団体の米イスラエル広報委員会（AIPAC）がワシントンで開いた会合で「両国は友人や同盟関係を超えた家族だ」と演説。イラン核合意からの離脱やエルサレムへの大使館移転など、政権の“親イスラエル”の実績を列挙して「この大統領の下で、米国はイランの核保有を許さない」とアピールした。
ロシア政府による16年大統領選への介入疑惑に関する特別検察官の捜査で、トランプ陣営とロシアの共謀が認定されなかったことも強調。「民主党が（疑惑）追及を続けても、大統領と私は米国を強く繁栄した国にするための政策を続けるだけだ」と語った。（共同）
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