Wednesday, March 27, 2019 10:38 AM
試した新戦力に明暗 攻撃不発、守備陣は収穫
サッカー日本代表はコロンビア、ボリビア両代表との国際親善試合を1勝1敗で終えた。6月開幕の南米選手権や今秋始まる見込みのワールドカップ(W杯)予選を見据えて試した新戦力は明暗が分かれ、森保監督は「まだまだやってほしい選手もいれば、十分戦力として考えられる選手もいる」と振り返った。
大迫(ブレーメン)への依存度が高い攻撃陣が、エースFW不在時に新たな攻めの形を見いだせるかという最大の懸案は解消できなかった。W杯ロシア大会以来の復帰だった香川(ベシクタシュ)や初招集の鈴木(札幌)鎌田(シントトロイデン)の両FWに期待が集まったが、いずれも不発。存在感を示したのは2試合で唯一のゴールを挙げた中島(アルドハイル)ら従来の主軸だった。
守備陣は収穫があった。遠藤(シントトロイデン)と守田(川崎)を欠いた守備的MFで山口(神戸)と橋本(FC東京)がアピール。DFでは初招集の畠中(横浜M)、安西(鹿島)が持ち味を見せ、代表定着への足掛かりを築いた。(共同)
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