Monday, April 08, 2019 10:35 AM

バイデン氏、セクハラをジョーク 女性ら不快感

 来年の米大統領選出馬に意欲を示す民主党重鎮のバイデン前副大統領(76)は5日、首都ワシントンで講演した。セクハラ問題が報じられた後、公の場に現れたのは初めて。労働組合の男性幹部と抱擁後に登壇し「抱擁の許可を得ている」とジョークを飛ばした。

 会場では笑いが起きたが、被害を訴えた女性の一人はツイッターで「不適切で余計な接触がどれだけ女性を不愉快にしたか分かっていない」と不快感を表明。他の被害女性も米紙に怒りのコメントを寄せた。

 バイデン氏は講演中に登壇した少年と握手して肩に触れた際にも「彼は触ることを許可していた」と再びジョークを飛ばした。(共同)