Wednesday, April 10, 2019 10:18 AM

ネタニヤフ首相続投の公算 右派勢力、過半数獲得へ

 イスラエル国会(定数120)選挙は9日夜に投票が締め切られ、即日開票された。ネタニヤフ首相の現与党「リクード」を中心とする右派勢力が過半数を得る見通しで、ネタニヤフ氏続投の公算が大きくなった。同氏は10日、各党との連立協議を本格化。早ければ5月下旬に新政権が発足する。

 ネタニヤフ氏は10日未明、商都テルアビブで演説し「大勝利の夜だ。国民はまたも私を信頼してくれた」と宣言した。

 投票率は約68%。選挙管理委員会によると、開票率約97%現在の獲得議席数はリクードと、ガンツ元軍参謀総長率いる中道政党連合「青と白」がともに35で並んだ。連立協議の枠組みでは「右派・宗教系」が過半数の65議席。(共同)