Wednesday, April 10, 2019 10:21 AM
正恩氏、党人事断行か 対米交渉占う試金石
北朝鮮の朝鮮労働党は10日、平壌で中央委員会総会を開催したとみられる。金正恩党委員長が党や政府幹部の人事を決めた公算が大きい。2月末の米朝首脳会談決裂を受けて、核問題を巡る対米交渉に今後どのような姿勢で臨むか試金石となりそうだ。
朝鮮中央通信によると、金正恩氏は9日の党政治局拡大会議で「政治局メンバーや政府、地方の党幹部の活動と生活で現れた良い点と欠点」を指摘した。党の期待に沿う業績を上げられなかった一部幹部らが交代する可能性がある。11日には最高人民会議(国会)が開催される。
昨年以降、韓国や米国との交渉窓口を務めながら強硬派と目される軍出身の金英哲党副委員長(党統一戦線部長)や、核問題に長く携わってきた李容浩外相の処遇が注目されている。(共同)
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