Friday, April 12, 2019 10:10 AM

女性採用率35%で過去最高 19年度の国家公務員

 内閣人事局は12日、2019年度に採用した国家公務員のうち女性の割合が前年度から1.4ポイント増えて35.4%となり、過去最高を更新したと発表した。女性採用を30%以上とする政府目標は5年連続で達成した。

 人事局によると、国家公務員に採用されたのは8123人で、このうち女性は2876人だった。幹部候補となる総合職は708人で、うち女性は245人と34.6%を占め、こちらも過去最高となった。

 女性の割合が高かった主な府省庁は外務省(50.0%)、農林水産省(43.4%)、厚生労働省(42.5%)などだった。国土交通省(25.7%)や、国家公安委員会=警察庁=(27.0%)などが低かった。(共同)