Monday, April 15, 2019 10:37 AM
ドコモ通信料最大4割下げ 6月、端末代は負担増へ
NTTドコモは15日、6月から適用する新料金プランを発表した。一定の条件を満たせば通信料が従来プランから最大4割安くなる。5月22日から申し込みを受け付ける。スマートフォンの端末代金と通信料の分離を義務化する政府の方針を受け、セット販売を廃止。端末代金は今後、高くなるとみられる。KDDI(au)やソフトバンクも新たな価格戦略を打ち出し対抗する方針で、今秋参入する楽天も含めた携帯各社間の競争が激化する見通しだ。
東京都内で記者会見した吉沢和弘社長は「端末購入にかかわらず、従来よりお得に利用できる」と強調した。ただ値下げ後の料金はデータ通信容量が少ないプランではKDDIと同水準で、大容量プランでも1ギガバイト当たりの料金はソフトバンクの方が安い。
端末は中古や持ち込みを含め原則自由に選べるようになる。格安スマートフォン業者との垣根は低くなるが、ドコモは通信品質や動画、ポイントといったサービスの総合力で顧客の囲い込みを図る。(共同)
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