Monday, May 06, 2019 11:01 AM

特別検察官の証言に反対 トランプ氏、ツイート連発

 トランプ大統領は5日、ツイッターに相次いで投稿し、ロシア疑惑の捜査を指揮したモラー特別検察官は「議会で証言すべきでない」と表明した。下院司法委員会の民主党議員が同日、今月15日にモラー氏の証言を行うことを目指していると明らかにしたことに、危機感を強めたもようだ。

 トランプ氏は「捜査報告書は(ロシアとの)共謀がないと認定したのに、なぜ民主党はモラー証言を求めるのか」などと、ツイートを連発。自身を支持する人々の投稿の転載も繰り返して、「私は大統領としてとてつもない成功を収めた」と主張した。

 モラー氏は、バー司法長官が捜査報告書の結論をまとめて議会に送った書簡が「報告書の文脈や特徴、本質をきちんと反映していない」として、バー氏に不満を伝える書簡を送ったとされる。(共同)