Wednesday, May 08, 2019 10:31 AM

米学校で発砲、1人死亡 コロラド州、2人拘束

 米メディアによると、コロラド州デンバー郊外の学校で7日午後(日本時間8日午前)、生徒2人が二つの教室で銃を発砲、男子生徒(18)が死亡し、同級生ら8人が負傷した。重体の人もいるという。通報を受けた地元警察が容疑者の2人を拘束、動機などを詳しく調べている。警察によると、容疑者の1人は18歳で、もう1人は18歳に満たない。

 事件が起きたのは、科学、技術、工学、数学(STEM)の教育に力を入れる特別認可校(チャータースクール)。報道によると、幼稚園児から高校生まで約1850人が通っている。1999年4月に生徒ら13人が殺害された銃乱射事件が起きたコロンバイン高校に近い。

 コロンバイン高校の事件は国内外に衝撃を与え、学校の銃犯罪急増のきっかけとなったほか、模倣事件も後を絶たない。4月に開かれたコロンバインの事件発生20年の追悼式典がある数日前にも、付近で同様の事件を起こそうとしていた女子高校生が当局に追い詰められ自殺した。(共同)