Friday, May 10, 2019 10:56 AM
プラごみ輸出規制案採決へ バーゼル条約締約国会議
スイス・ジュネーブで開かれている有害な廃棄物の国際的な移動を規制するバーゼル条約の締約国会議は10日、最終日の討議に入った。日本がノルウェーと共同提出した汚れたプラスチックごみを輸出入の規制対象に加える条約改正案が採決に掛けられる見通し。
国連環境計画(UNEP)報道官によると、改正案の文言を巡る調整が続いており、採決は10日夜(日本時間11日未明)以降にずれ込む可能性が高いという。
プラごみは世界各地の海を汚染し、生態系への悪影響が懸念されている。改正が実現すれば相手国の同意なしの輸出は禁止となる。日本は国内で処理し切れないプラごみを「リサイクル資源」として途上国などへ輸出していたが、国内でのリサイクル増加が不可欠となる。(共同)
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