Wednesday, May 22, 2019 10:43 AM
高齢者虐待、増加の一途 背景に3Kで人材不足
介護施設の職員などによる高齢者虐待は増加の一途をたどっている。厚生労働省によると、2017年度は全国で510件。11年連続で増え、過去最多を更新した。「危険、汚い、きつい」の3K職場とも呼ばれる介護現場は慢性的な人材不足に陥っており、背景には負担の増大があると指摘されている。
厚労省の17年度の集計では、510件の被害者は1件で複数の場合もあり計854人に上る。虐待の原因(複数回答)は「教育・知識・介護技術の問題」が約6割と最多で、「ストレスや感情コントロールの問題」が3割弱と続いた。
入所者が命を落とし事件化するケースも。川崎市の老人ホームでは14年、入所者3人が転落死し、元職員の男が昨年3月に死刑判決を受けた。17年には東京都中野区の施設で入所者を浴槽に投げ入れ窒息死させたとして、元職員の男が殺人罪で起訴されている。(共同)
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