Friday, May 24, 2019 10:12 AM

韓国、仲裁委要求応じず 徴用工、外相間で対立

 韓国の康京和外相は23日(日本時間同日)、フランス・パリで行われた日韓外相会談で、韓国人元徴用工訴訟を巡る仲裁委員会開催の諾否を回答せず、河野太郎外相の要求に応じなかった。日本政府筋が24日明らかにした。両氏は応酬を繰り広げ、河野氏は文在寅大統領に解決策を提示する責任があると指摘した。会談後には6月下旬に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合が提示期限になると記者団に表明した。

 政府は会談を踏まえ、G20会合の際の日韓首脳会談実現を巡り、文氏側による解決策の提示を事実上の条件にする方針を固めた。トップ同士が会うなら、文氏側が両国関係を改善する意思を具体的に示すことが必要と判断した。

 仲裁委について康氏は「検討中」との立場を示すにとどめた。韓国政府は、日本からの政府間協議の呼び掛けに「検討する」としたまま、同意しなかった経緯がある。次のステップとして求めた仲裁委に関しても従来対応を繰り返した格好だ。(共同)