Tuesday, May 28, 2019 10:53 AM

日米同盟「世界に貢献」 トランプ氏、横須賀で演説

 トランプ大統領は28日、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を訪問し、強襲揚陸艦ワスプで演説した。米政府高官によると、日米同盟の「強固さ」と「地域の侵略行為への抑止力としての重要性」を指摘すると同時に、世界の平和と安定への貢献を強調。

 米国では27日が戦没将兵記念日(メモリアルデー)に当たる。25日の来日から始まった国賓としての訪問を締めくくるイベント。

 ワスプは最新鋭ステルス戦闘機F35Bを搭載し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮や海洋進出を活発化させる中国を念頭に置いた多様な任務に対応してきた。トランプ氏は27日の安倍晋三首相との共同記者会見で、F35Aを105機調達する日本の計画を称賛し「日米の緊密な安全保障の連携は共通の価値観に基づく」と語った。(共同)