Tuesday, May 28, 2019 10:55 AM

米国首位、中国が肉薄 アジア太平洋での実力評価

 オーストラリアのシンクタンク、ローウィー研究所は28日、日本や米国、中国、ロシアなどアジア太平洋地域の25カ国・地域が持つ実力を8分野にわたり100点満点で評価した2019年版「アジアパワーインデックス」を発表した。昨年に続き総合力で米国(84.5点)が首位だが、2位の中国(75.9点)が肉薄。「経済力」の分野では中国にトップを明け渡した。

 米国と中国は「超大国」に、昨年に続き総合力で3位の日本(42.5点)は4位のインド(41.0点)と共に「主要国」に位置付けた。

 米国は「軍事力」「回復力」「文化的影響力」など4分野で首位。中国も「経済力」のほか「今後の動向」「外交的影響力」など4分野で首位となった。(共同)