Friday, May 31, 2019 10:25 AM

昨年米ドラ1ソフトB入り 者会見で意気込み

 大リーグのドラフト会議(6月)で上位指名候補ながらプロ野球ソフトバンク入りを決めたカーター・スチュワート投手(19)が30日(日本時間31日)、カリフォルニア州ニューポートビーチで記者会見に臨み「(日本行きに)びっくりはした。でも、考えれば考えるほど素晴らしい機会だと思った」と語った。背番号は2。6年総額700万ドル(約7億6000万円)とみられる。

 160キロ近い速球を武器に昨年の米ドラフトでブレーブスに1巡目指名された右投手。しかし、身体検査で手首を問題視されて契約金を減らされ、入団に至らなかった。ソフトバンクの試合や練習環境を視察した末、極めて異例の進路を選択。会見に同席した代理人のスコット・ボラス氏は「米国のシステムに彼は失望させられた。日本がはるかにいい機会を提供していた」と述べた。

 6月3日に福岡市内で入団会見を行う。ソフトバンクの工藤公康監督は31日の楽天戦(ヤフオクドーム)の試合前に「若い子なのでじっくりと」と、成長を見守る姿勢を口にした。(金額は推定)(共同)