Tuesday, June 04, 2019 10:58 AM

偽アップル輸入未遂容疑 関税法違反で学生告発へ

 アップル製品と偽った充電ケーブルなど計約1万個を中国から輸入しようとしたとして、東京税関は4日、関税法違反(禁制品輸入未遂)の疑いで、ともに群馬県高崎市の大学生鹿沼貴弘容疑者(24)と専門学校生小林洸太容疑者(23)を5日に前橋地検高崎支部に告発すると発表した。

 東京税関によると、2人は「生活費を稼ごうと始めた。偽物の認識はあった」と話しており、2017年ごろから偽の製品を輸入し、インターネットでの販売を繰り返したとみられる。小林容疑者は「500万円ほどもうかった」と話しているという。

 鹿沼容疑者は昨年9〜12月、約6500個を、小林容疑者は同8〜9月、約4400個を航空貨物などで輸入しようとした疑いがある。(共同)