Thursday, June 06, 2019 10:21 AM

中国半導体業、30万人不足 5G課題、日本参考の声も

 トランプ政権が中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の排除を進める中、中国の半導体業界で人材が30万人規模で不足していると話題になっている。中国当局は6日、携帯大手などに高速大容量の第5世代(5G)移動通信の営業許可を発行。普及を後押しする構えだが、技術者の確保が課題となりそうだ。

 懸念する中国メディアでは、科学研究でノーベル賞受賞者を輩出する日本の教育が参考になるとの声も上がる。

 当局が5Gの営業許可証を発行した6日、ファーウェイは声明を出し、半導体を含む製品面での5G対応に自信を見せた。だが、これまで半導体を米国製に頼ってきたため、米政府による部品の輸出禁止措置でスマートフォンなどの製造が危ぶまれている。(共同)