Friday, June 14, 2019 10:16 AM
海のプラ汚染、G20協議へ エネ安全保障も注目
先進国と新興国が入る20カ国・地域(G20)エネルギー・環境相会合が15日、長野県軽井沢町で開幕する。深刻な海のプラスチックごみ汚染対策が主要議題で、大幅削減に向けた明確な方向性や具体的な取り組みを打ち出せるかどうかが焦点。中東・ホルムズ海峡付近のタンカー攻撃を踏まえ、エネルギー安全保障の議論にも注目が集まる。
16日までの日程で、原田義昭環境相と世耕弘成経済産業相が参加する。
プラごみを巡り日本は、昨年の先進7カ国首脳会議で削減の数値目標が入った文書に署名せず、批判がついて回る。返上を狙い今月28、29日のG20首脳会議で「2050年に海への流出をゼロにする」との目標の合意を目指す方針で、軽井沢会合で機運醸成を図る。(共同)
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