Monday, June 17, 2019 10:24 AM

新疆で「国連と協力」 中国外務省、米を批判

 中国外務省の陸慷報道局長は17日、国連幹部の新疆ウイグル自治区訪問にサリバン米国務副長官が懸念を示したことに対して「中国と国連の正常な協力の一部であり、米国にはとやかく言う資格はない」と批判した。

 陸氏は国連のテロ対策幹部が13〜15日に訪中し「現地で新疆のテロ対策状況を調査した」と説明した。国際社会では中国政府が少数民族のウイグル族を抑圧しているとの懸念が強まっているが、中国側はテロ対策だと反論している。

 陸氏は「米国は中国に対して新疆に関する説明を求めていながら、私たちが門を開いて国連幹部を招待すると責め立てる。いったいどんな論理なのか」と批判した。(共同)