Tuesday, June 25, 2019 10:38 AM

スリランカ危険レベル1に 日本外務省が引き下げ

 日本外務省は25日、日本人1人を含む250人以上が死亡した4月の連続爆破テロを受けて引き上げたスリランカの危険レベルについて、「2」から「1」に引き下げた。

 外務省は、治安当局による警備強化や、夜間外出禁止令の解除を受け「治安状況が安定化している」と理由を説明している。スリランカのシリセナ大統領は今月22日、テロ後に出した、逮捕状なしでの拘束が可能になる非常事態宣言の効力をさらに1カ月間延長した。

 危険レベルは4段階あり、数字が大きくなるほどレベルが上がる。「2」は不要不急の渡航をやめるよう呼び掛ける段階で、十分な注意を呼び掛けるのが「1」となっている。3は渡航中止勧告で、4は退避勧告。(共同)