Thursday, June 27, 2019 10:03 AM

五輪のテスト大会が開幕 近代五種のW杯ファイナル

 2020年東京五輪のテスト大会を兼ねる近代五種のワールドカップ(W杯)ファイナルが27日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕した。テスト大会は昨年のセーリング、水球に続いて、今後各競技で本格化する。今年最初のテスト大会とあって鈴木大地スポーツ庁長官も視察に訪れた。

 日本協会によると、国内で世界レベルの近代五種の大会が開かれるのは前回の1964年東京五輪以来。来年の本番に向けて運営面での習熟も大きな目的となる。28日は天候悪化が予想され、開催可否の判断などについてミーティングを重ねるなど対応に追われた。

 国際近代五種連合のクラウス・ショーマン会長は「本番の1年前に多くの選手が会場を体感できるのはありがたい。五輪では初めて全5種目を一つにまとまった会場でやれるのは素晴らしいことだ」と話した。(共同)